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男としての挑戦 1/2

「チャレンジ」とは、人生を豊かなものにするスパイスである

毎年「低温注意報」が発令する頃になると山登りの準備を始める。
装備が命取りとなる冬山は、ザックの中の荷物がすぐに35リットルを超えてしまう。
今シーズンも単独登山の季節がやってきたのだ。
「今を生きている」という証しを求め、一歩一歩雪を踏みしめ山頂を目指す。
毎年の恒例としている沢口山の練習を兼ねて、
今回は近くにある大札山(1373.6m)へ向かった。
数日前より天気図をチェックし確実に雪山を狙い車を走らせる。
目的地としていた登山口までは途中通行止めとなり
急遽そこまで歩くこととなった。
山は静まり返り、ときどき聴こえる山鳥の声以外何も聞こえない。
登山口に辿り着くと既に雪が待っていた。
ザックの中には6本爪と10本爪のアイゼンが入れてあるが
今回のコンディションでは不要のパウダースノー。
グイッグィッとトレッキングシューズが音を鳴らしはじめた。
今回の山も本当に静かだった。
単独だからこそ味わえる山の中での「静」。
夜中であれば真っ暗闇を楽しむこともできるだろう。
「静」を感じれるからこそ、身体で「動」を感じることができるのだ。
途中獣の足跡にも出会った。
熊や鹿の足跡を雪の中に見つけると、「いま自分は生きている」
と本能が働きだす。
気温はマイナス3度ほど。
着こむギア選びを間違えるだけでも山では命を落とす。
足元にも注意をしながら一歩一歩確実に前に進む。
山頂は30cmほどの積雪。
ここまで来るのに2時間半ほど山の中を歩いてきた。
東には冬の富士らしく雪化粧した霊峰富士が聳え立ち、
北には雪をかぶった南アルプスの山々を望むことができる。
マイナス3度の中、僕はザックをおろし食事の用意を始めた・・・
※ 冬山はとても危険ですので安易に山に入らないでください
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